気になる年頃で気にしないといけない年頃。
ある店で「うすはり」という物を見る機会がありました。あるのかないのか触れて良いのか迷うようなそれは、その後ろに透けて「うすはり」という言葉が透けて見えた。
薄張り と漢字で脳内にイメージしてそれははっきりと想像できる物になりました。取ろうとすればくしゃっと割れてしまう薄氷。そのものを溶けないように細工したように見えました。
「グラス」と単に言ってしまうには惜しくて、「うすはり」取って!とか「うすはり」で飲もうか。などと言いたくなる。
オレンジジュースを入れてみる。そっと優しく持てば、その手の動作すら美しく見えるようです。口元に運ぶと当たっているのはオレンジなのか「うすはり」なのか。飲み終えた「うすはり」を見直すとうっすらと残った滴でようやくその輪郭を感じる。
ただ飲む時間を、美しく 特別にするグラス。
種類も豊富にそろっています。
松徳硝子 うすはり強化 舞グラス(木箱入)