auの夏とSoftBankの夏

エーユー
auが夏の発表を行いました。新機種5つとタブレット、新しい高速サービスにauウォレット。個人的には十分暑い夏だと感じます。中でもauウォレットは独自決済サービスでありつつ、マスターカードの資産を使うことでこれまでのユーザーにも届きやすいのではないかと思います。また静かな発表でしたが、塩水なも対応した端末やディズニーとの提携サービスなど周りのサービスが充実した印象です。
逆に基幹サービスに関してはサービススタートの案内の割りに来年度までまっても都市部のみの利用エリアになりそうなので、この後のVoLTEのサービス開始まで様子をみてもいいでしょう。

愛用のHTC端末も今後の発表になるようなので静かに見守ります。


ソフトバンク
一方のSoftBankは孫社長が発表会をしないことを3月度の決算発表で表明しました。
iPhoneなど熱いものが出ない以上しなくてもいいとは思いますが、今後数年はと言っているので発表会という形は変わっていくのかもしれません。しかし既にSoftBankは夏モデルといえる端末を発表しているのでなにもないわけではありません。SoftBankはアメリカでの事業などで孫社長が忙しく動いていることもあってか日本での目に見える動きは減っています。すでに規模では世界有数の通信会社となっているSoftBankはこのまま買収を進め改善する形で登っていくのでしょうか。その先はどうなるのでしょうか。

サービスを使おうとは思わないSoftBankですが、孫社長の経営手腕はしばらく強さを発揮するだろうと見てるので楽しみにしています。



今後
スタンスが全く違うauとSoftBank、発表会をこの後にひかえているdocomo。この三者を先頭に日本の通信はどうなるでしょう?速度や基本サービスでは順当に進むでしょう。しかしサービスの方向性、メインの収益に関しては大きく変わると思われます。その点ではすでに始まっていますが、docomoのスマホに入っているアプリのオープン化やauサービスのオープン化、SIMフリーへの対応、MVNO(モビーノ)の拡大、海外通信との提携サービスなど。

docomo以外の会社ではブームが来れば一気に動くこともあるので波を作れる孫さんを中心に見て行きましょう。docomoはNTTとの連携についてが大きなポイントになりますが、ユーザーからはまだまだ揺るぎなく見えているでしょうから、崩れる前にあらゆる手を売って欲しいと思います。変なプライドに飲まれて欲しくないですね。


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