LINEとSkypeの違いは? それぞれのここまで

日本を中心にはやっているコミュニケーションアプリのLINEは早々に4億人のアカウントを突破して世界でもジリジリとユーザーを増やしています。

そしてパソコン全盛の頃、その立ち位置にいたのはSkypeだったように見えました。YahooチャットやMicrosoftのライブチャットなどがほとんどだった頃、通話品質や大手に占有されたエリアに辟易したユーザーを一気に取り込むことに成功。

そして、どちらも安い通話を次の武器に携えて更なる飛躍を目指します。とはいえSkypeがそれをしたのは何年も前で、スマホの影もない頃の話。現在はある程度一般化してWebではSkypeを利用した英会話サービスなども幾つも存在します。

しかし、後半に武器にした安い通話はそこまで一般化していないように見えます。ビジネスではセキュリティを問題視され、一般ではパソコンが必要であったことが当時の壁に思えます。

スマホによる通信の個人化と自由を手に入れた現在。LINEとその他のコミュサービスはSNSのようなサービスや機能を増やし、またサービス内での商店をそれぞれのサービスが開くコミュニティサービス戦国期。その中でLINEは元をハンゲームというパソコンのWebゲームでしたが、NAVERに統合されてからは韓国内から検索エンジン、まとめサイトなどとどんどんその力を広げ、その日本法人から地震を機にLINEを開始。国内で瞬く間にユーザーが広がると国ごとに合わせたスタンプなどで、世界中でユーザーを獲得し先日4億人のユーザーを得たと発表しました。

一方置いてけぼりを食らっているように見えるSkypeはMicrosoftによる買収でそれぞれのサービスを統合したもののすでに勢いは見られません。ちなみに個人的にはSkype押しですが、勝てる要素はビデオ通話で安定しているように感じる程度。これは個人ではそこまで重要ではないようです。セキュリティも盗聴がむずかしいがその分謎の部分が多いため国によっては犯罪などの温床になるなどの心配を表明しています。現在のLINEは安定したように見えますが、セキュリティに関しては何悶着もありましたね。

Skypeはアクティブアカウントが3億、現在のLINEのアカウントが4億。これからどうなるでしょうか。
次でも見て行きます。



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